さまざまな祈りの言葉のなかでも、聖なる音、聖なる高低、聖なるリズム、
そして宇宙の波動を合わせ持つ究極の波動が南無妙法蓮華経です。

      ステファン丹沢「最新科学で読み解いた 南無妙法蓮華経」


 現在仏教の瞑想が世界的なブームになっています。グーグルやゴールドマン・サックス、P&Gなどの大企業も社内研修で仏教の瞑想(マインドフルネス)を行っていますし、慶應義塾大学病院ほか、多くの医療機関でもマインドフルネスが取り入れられるようになりました。
 

 仏教の瞑想に取り組む人は以前から大勢いましたが、瞑想で身心が整うのは「気のせい」だと考える人も少なくありませんでした。
 

 しかし脳科学の発達により、瞑想には「ストレスの軽減」「脳の活性化」「うつ病や不安症の改善」などに大きな効果がある事が明らかになりました。
 

 宗教と科学は別物であり、宗教が科学で裏付けられる必要はありません。しかしながら信仰や修行に効果があると明確になれば、日々の修行により集中できる、という事は確かにあると思うのです。

 ステファン丹沢さんは、「日経トレンディ」などへの寄稿、著書「オバマを狙う白いアメリカ」(祥伝社新書)などで知られるジャーナリストです。
 「日々熱心にお題目(南無妙法蓮華経)を唱えている人には、なぜ奇跡的な事が多く起こるのか」を疑問に思ったステファンさんは、お題目の科学的検証を始めました。そして日蓮聖人の教えが「成功の法則」であると確信するに至りました。

 日蓮宗では、お題目を唱えることが一番の修行だと教えています。お仏壇の前で日々お題目を唱える習慣を持てば亡き方へのご供養になりますし、自分自身の幸せにも繋がります。
 コツは自分の声に集中する事で、意識がそれてもまた自分の声に集中し直せば大丈夫です。

 

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