続編として出版された『窓際のトットちゃん』を読んだサマンサです。
その黒柳徹子さんが司会を務めるテレビ番組「徹子の部屋」に出演していた神田うのさんは、おじい様が子どもの教育書として『続 窓際のトットちゃん』を買ってきた、とエピソードを披露していました。
子ども向けかと思いきや、大人が読んでも感慨深い内容です。
黒柳徹子さんの通っていた女学校が空襲で焼けてしまい、自由ヶ丘のとなり町にある浄真寺、通称「九品仏」というお寺の建物を借りて授業を再開し、お経が聞こえる畳の部屋で賛美歌を歌っていたとか。
また、トモエ学園で散歩の時間割の授業があるとき、行先はたいてい九品仏だった、境内にはおもしろいものがたくさんあったと記されています。
つづく