煩悩と嫌な我慢(その1) №3738祖母に「我慢すれば良い子でいられる」と教わったXさん。 何でも我慢さえしていれば良い人間でいられる、と勘違いするようになりました。 祖母は戦争でお腹の空いた子ども時代でした。 食べられない人たちをたくさん見て過ごしました。 戦争で子どもや夫が亡くなることは、我慢するしかなかったのです。 その教えは現代に相応しくありませんでした。 嫌な我慢は邪気や穢れ、災厄をうみます。 煩悩は身体をむしばんでいくのです。 心豊かであるためには、どうすれば良いでしょう。 つづく