東京都庭園美術館へ出かけました。
人けの少ない園内を散策していると美術館の建物は、とても寂しいエネルギーに包まれていました。
建物の横手に回り込むと、亡霊の姿を視ました。
12~3歳の少女です。
肺結核で亡くなっていました。
もっといろんな事ができたのに、何もできなかった、と嘆きながら2階の窓から外を眺めています。
動けなくなった彼女が地縛霊となって、館に棲み続けていたのです。
サマンサは、彼女の怨念を綺麗に祓い清めました。気持ちが明るくなった彼女は、生まれ変われるでしょう。
亡霊が棲みついて動かすことができなかった館は、これまで利用方法が見つからなかったようです。
これで数年後には、新しく再建することになるでしょう。
庭園は光に包まれ、明るく新しい時代と共に動き出そうとしています。
つづく