思わぬ事から得た信用(その1) №3379自社開発の商品を販売する運びとなりました。 社長は早速、お得意様に商品を無料で配ってまわりました。 それは、好調に販売をスタートさせるかのときでした。 工場の生産過程で不具合が発生し、全商品を回収することになりました。 謝罪と回収作業をするはめになった息子のXさん。 開発したのは社長の私だと得意先に豪語し、自慢していた父親は、謝罪に対して知らん顔するつもりです。 「手柄は社長で、損な役回りは息子の私だ」と、彼は怒りがおさまりませんでした。 つづく