会社を経営する義父は、「俺が死んだら、あとのことは知らない」とハッキリ言います。
実にサッパリとしているのです。
夫は、会社の後継ぎです。
会社を引き継ぐ息子たちのことを考えない義父は無責任だと話す、Xさん。
それは、大きな勘違いでした。
義父は息子たちを信頼し、後継ぎしてくれる者たちに全てを委ねています。
いさぎよい義父は、彼らが困らない限り手を出す必要はありません。
自分の望みを委ねるつもりもないのです。
義父は、心から息子たちを敬う偉大な人だったのですから・・・。