菩薩として生きる人(その2) №2970私が誰かの身代わりを引き受けるのには、理由があります。 私はお寺に生まれたいと望みました。 仏に仕えたいと思っていたからです。 しかし、その望みは叶いませんでした。 寺の近くにあった今の家族を選んで生まれたのです。 在家に生まれた私ですが、他人を救いたいと思う心は変わりません。 仏の道を選びました。 身代わりになるのも、誰かを救うためです。 私の魂は、この世で菩薩として生きると誓ったのですから・・・。