私の弟がまだ幼いころに見ていた不思議な現象の話です。
彼は、「人間にはみんな長い紐が伸びていて、それは人によって長さが違うんだ。僕は、それに当たらないように注意して歩くんだ」と話していました。
大人になるにつれ自然とその紐は見えなくなったようです。
弟が見ていた「身体についている紐」は何だったのか、知りたいというXさん。
「紐」は、その可能性の行く末です。
つまり、将来どんな人になるか、その可能性は紐が何とつながっているのかを知れば分かります。
ただし、ほとんどの人は、紐の先がどの分野にもつながっていません。得意分野がないとも言えますが、可能性は誰もが持っているとも言えます。
つづく