亡くなった夫が使っていた携帯電話は、今、孫のおもちゃになっています。
どのように孫は携帯をいじっていたのか分かりませんが、夫の声が録音されていると知りました。夫が激怒して息子と会話する声です。
楽しそうな声ならまだしも、残してくれたのが叱り声とは皮肉です。単なる偶然かもしれませんが、何か意味があるはずと思いました。
その父が元気だったころの家族には緊張感がありました。周囲の期待を裏切りたくない、期待に答えたいという緊張感で生きていました。
電話の声を届けたのは家族を応援する天の神々でした。
忘れかけていた気持ちを持って欲しかったようです。
父が元気だった頃の気持ちをもう一度思い出したいと思います。
緊張感を持ち生きていくということを・・・。