明日は、亡きお父様の命日だというXさん。
サマンサは、お父様がまだ成仏していないことを伝えました。
「困ったことがある」と、故人はサマンサに話し出したのです。
娘のXさんには、見当がつきません。
困り事の内容は、予期せぬものでした。
娘婿は「長生きするつもりがない」と話す亡きお父様。
子供はまだ小さく、これから家族のために親として頑張らなくてはならない年齢です。生きる気のない婿の姿を知ったお父様は、困ったとサマンサに相談に来たのです。
人間は生きているときには気付けなかったことも、死んで初めて知ることがあります。
亡きお父様の心配は、死んでからわかった困り事だったのです。
サマンサは、お父様の成仏のために、困り事にならない方法をXさんに伝えるのでした・・・。