「なぜそんなもの買うのか」、夫は納得していないようでした。
内緒で買いたいくらいですが、高額なのでしかたありません。
買うのを諦め見送ることにしました。
夫はあからさまに買うなとは言いません。
しかし、気に入らない様子が分かるのです。
妻は、買い物を隠すようになりました。買った品物は夫に見せない、あるいは金額は言わないというXさん。
買い物依存症でもなんでもありません。
買い物をすると夫(妻)は嫌な顔をするという人が、意外にも多いようです。妻(夫)のお金の使い方が嫌なのです。
自分の欲しいものではない、あるいは価値を感じられないからです。
残念ながらそんな夫は甲斐性なしか、度量が小さいのかもしれません。
目の前の妻ひとりを幸せに出来ない人間に大きなことはできないでしょうから。
本当に優しい人間は、もしも今は無理でも、必ずいつか買ってあげたいと思ってしまいます。
彼女に(彼に)喜んで欲しいから、幸せにしたいからです。
これは、浪費や物欲の話ではありません。
お相手側から自分を眺めてみましょう。
自分がどんな人間か、見当がつきそうですから・・・。