訃報が届きました。
「故人はどんな気持ちなのか」と問われました。
お元気な頃から、何度となく拝見している仏のような方です。実際にお会いしたことはありませんが・・・。
仏教で節目の四十九日は、大切な法要です。
実際にはずっと早くに成仏する人。数十年経つもまだ成仏されていない人と様々です。
彼女は、亡くなられると同時に成仏されていました。
微笑ながら「ありがとう、ありがとう」と家族に挨拶しています。
人生を万感の思いで旅立たれるようで、とても嬉しそうでした。
こんな気持ちで終われたなら、最高の人生であるに違いないと思います。
『死』を経験しているはずの私たちは、前世の死の記憶を失っているだけです。
幸せな人生とは、この世を旅立つ時、感謝の気持ちでいっぱいになるのですから!