知人の紹介で就職を決めたXさん。
職場の責任者は、何か問題があれば相談にのると約束してくれました。
実際に仕事がはじまると、担当マネージャーは勤務日について無理難題を言い始めます。私がその日は出社できないと話しても聞き入れてくれませんでした。
先月も希望しない日に出勤させられたと話すXさん。
無理やり出勤させられるのは嫌だと言い出し、挙句の果て紹介してくれた知人を通して、職場の責任者に嘆願したのだとか。
彼女は何も気付いていません。
マネージャーは勤務に穴を空けてはいけないと考えている立場であること。そのお役目を真剣に果たそうとしただけだったということ。
彼女にとって、そんなマネージャーの立場などどうでもよいのです。
彼女の希望を聞くしかない友人。
それを聞いてあげなくてはならない責任者。
彼らはいったいどんな気持ちだったのでしょう。
彼女はお相手の立場や役目が見えません。
お相手を尊重することを知ると、現実が上手に受け入れられるかもしれないのですから・・・。