そこは、建物に囲まれた一角。うっそうとした雑木林に小さな池。奇妙に大きな桜の木があって、なぜかうろつく猫をよくみかける。長い間、手付かずになっている様子だ。
そう話すXさんが現在住んでいるご近所の風景です。
お住まいを選ぶ時、お部屋が黄金に輝いて見えたそう。
すぐに気に入ったといいます。
彼は神仏や妖怪に選ばれていました。
「彼なら安心だ」と。
手付かずの空き地は、都内の喧噪の中にあってポカンと自然が広がる不思議な空間。雑木林と池にはこの世のものでないモノが棲んでいるというわけです。
なにしろ、そこは異次元が交差するエリアなのですから・・・!
続きは、また。