取引先の酒蔵を訪問した時でした。
その日は蔵開きの催しで、多くの来賓が集まっていました。
利き酒会のごとく、美味しいお酒に舌鼓。
話に花が咲き、陽気な時間が過ぎていきました。
すると、酒蔵を案内すると現れたのは気品ある美しい女性です。
ずいぶんとお年を召されているようでした。
どのようなお立場の方なのだろうと思いました。
丁寧な物腰で、慣れた案内に促されるまま、広い敷地をどれくらい歩いたでしょう。
それは時間にすると一瞬の出来事だったようです。
気を失っていたのです。
酒の神に気に入られた彼。
神様が直々に酒蔵を案内してくれたのですから・・・(驚)!