仲良くしている友人は、私と同じ猫だと思っていました。
彼女の姿がちょっと変だと感じることもありました。
まさか、私を利用するつもりだったなんて。
しかし、言い訳が続きました。
それを見て、少し寂しい気がしました。
友達なら誰でも良いと考えていたわけではありません。
同じ猫だと思っていただけなのです。
友人は後ろからライトをあて、大きな影で猫のように振る舞っていました。
本当は、ネズミだったとは。
現実に気付きたくありません。
いつまでも、仲の良い友人であって欲しいだけなのですから・・・。