息子を持つSさんは、娘を授かったのですが嬉しいと感じませんでした。
すでに愛する長男がいるから、特別な喜びはなかったのです。
産後間もなく、病気になってしまいました。
娘が3歳になるまで、自分の手で育てることができませんでした。
病気になったのは、喜ぶことに気付くためです。
Sさんは重病でしたが、幸い命に別状はなく仕事に復帰もできました。
彼女は、医療分野になくてはならない人、神の認める人だったのです。
医療の神様は、Sさんの命を救ったのです。
Sさんの娘のXさんは、結婚し子供を授かりました。
しかし、お腹の子供は逆子になったり、今は横位で不安定です。
赤ちゃんは、しばらく母親のお腹の中にいるといいます。
娘のXさんに、子供を待ち望む様子がないからです。
母のSさんとその娘のXさん。
親子とも、子供を授かる喜びを知りませんでした。
サマンサは、Sさんに娘を授かった喜びを与えました。
すると同時に、娘のXさんにも、子供の誕生を喜ぶ気持ちがうまれました。
お腹の赤ちゃんは言いました。
「早く生まれたい」と・・・!