夫は祖母に守られていました。
妻は夫を守る必要はありませんでした。
妻は、息子を守っていました。支えが必要な息子を望んでいます。
同時に、立派に一人立ちする息子は、自分の手元から離れてしまうと恐れました。
親孝行の息子は、母の言う通り甘えて育っていました。
サマンサは、夫を守るのは祖母ではなく、妻へ変更しました。
夫を祖母から、息子を妻である母親の暗示から解放するためです。
誰かを守っている自分に気付き、人は大人になっていきます。
もしも、あなたの家族が大人になれないとしたら。
誰かの暗示にかけられているのかもしれません・・・。