じゃらくじあしだに、と呼ぶそうです。
広島で豪雨災害のあった地域の昔の地名です。
土地の特徴をあらわすと思える、荒浜、悪田、といった穏やかでない地名も。地元の人達が、いつしか呼ぶようになったのかもしれません。
東北津波の歴史は、以前ご紹介した柳田國男の「遠野物語」でも語られています。
「元の屋敷を見捨てて高みへ上がった者は貧乏人になり、浜辺近くに出た者は金持ちになった」
「また新たに移住した者は津波の怖さを知らずにまた町をつくってしまった」
サマンサは、人が前世の続きをする姿を視ています。
それは、再び来世で同じ課題を持ち、果せぬ限り続きを繰り返すのかもしれません。