予知夢と現実 №383同じ夢を何度繰り返し見たことでしょうか。海岸に現れた黒いマントの人影。顔は見えない。崩れかけた家々に人が住んでいる様子はありません。壊れた船が砂浜に打ち上げられていました。まるで嵐が過ぎ去った後のようです。震災の数ヶ月も前から見ていた幻想です。現実と幻想の境目がわからなくなりそうでした。一週間前、停めていた車のフロントガラスに飛び石のような痕。自然の猛威を知るべし、と天から警告を受けたのです。私達は、自然の恵みの有り難さをいつしか忘れかけていたのかもしれません。