「私の傍を離れないで」と嘆願し続けるZさん。
いつまでも自立しない息子達、全ては母のためです。
三人姉妹の次女として生まれたZさん。
夫と息子3人に恵まれました。
Zさんは、ご両親から男の子として誕生することを期待されていたようです。
女性として生まれた自分の姿を喜んで欲しい、と半世紀以上も願い続けています。
サマンサは、既に他界されたご両親にZさんの気持ちを伝え、改めて誕生を祝福してもらったのです。
大粒の涙を流したZさん。
なぜ悲しいのか分からないようでした。
居場所のない恐れから、開放された瞬間だったのです。