猫の気持ち、犬の気持ち、といった本も出版されていますね。
動物と会話を交わす事が出来たら、と思ったことはありませんか。
大型犬のS君は、既に老犬で人間ならお爺さんです。
足腰もすっかり弱くなり、散歩に出かけることもできません。
家族の一員である彼の気持ちを聞いて欲しい、とサマンサに依頼がありました。
「迷惑ばかりおかけしています。体に痛みもなく、食事も美味しく頂いています。動きにくいのですが、お陰さまで何不自由なく過ごしています。私の事よりも母上様のお身体が気になります。お疲れが多いご様子。時折ため息をつかれて寂しそうなお姿です。」など等、続く。
犬の気持ち、S君の代弁をさせて頂きました。
さらに、彼の希望もご家族にお伝えしたのです。
皆様、とても安堵されたご様子です。
サマンサは、ご一家のお幸せを祈り、ご自宅を後に致しました。