先日、クラシックバレエ『白鳥の湖』を観て来ました。新国立劇場バレエ団は、日本で唯一の国立のバレエ団だそうです。
バレエ観賞は素人のサマンサですが、チャイコフスキーのバレエ音楽が耳慣れているのと、古典バレエの代表作ということもあり、ダンサーの踊りに魅入ってしまいました。
ご覧になられた方も多いと思いますが、オペラに劣らぬ舞台装飾と衣装の華やかさは圧巻です。S席のセンター、前方から3列目。つま先の動きまでもよく見える、こんなに素晴らしい眺めは最初で最後かもしれません(嬉)。
今回の舞台、物語の最後は、オデットの魔法が解け王子と幸せになるというハッピーエンドです。
しかし、初版は悲劇で終わっているそうで、二人はともに湖に身を投げ死んでしまいます。
悪魔や魔法が実在する世界では、永遠の世界へ昇天するハッピーエンドなのです。
まるで現世で解決することが全てではない、と教えているようですね。