自分が幸せだと思えず、人の幸福を望まなくてはならないと思いますが、実感できません。なぜこんなに冷めているのか、と語るKさん。
ユダヤ人であった過去世のことです。
まだ少年だった彼は、迫害の歴史を経験しました。自分だけが虐殺を逃れ生き残ったことは、罪であるかのようです。
サマンサは、過去世と対話し、彼が生きながらえた生涯を称えたのです。
すると、Kさんは体の芯が熱くなり、突然不思議な感覚に囚われました。
彼は自分が幸せになるのが怖かったようです。
それは、過去世の記憶から彼を解放する事だったのです。