お部屋を覗くと、なんとなくすっきりしません。
息苦しさが気になりました。
正体は絵画。それも有名画家による名画です。
家の主は、ある人から買い受けたといいます。
主は、以前の持ち主と親交があり家庭事情を知っています。
お金にかえるため、絵を手放すことになった理由を。
持ち主の念が、宿っているのです。
ドロドロとしたエネルギーは、息の根を止める重苦しさです。
物事に行き詰まりを感じた正体です。
絵画に宿っていた念を祓い清めました。
次の瞬間です。
家の中に光が射しこみ、晴ればれとした爽やかな風が流れるのでした。