先日、さる所で、子供時代にも馴染んだ あのU字型をした磁石、その磁石の周辺で鉄の球が面白い挙動をするのを知って、私も遊んでみようと思った。

 

磁石は、百円均一の店でも入手できるが、外形・外観が気に入ったものが見当たらず、また、猛暑とコロナの為に、何軒も渡り歩くのも避けたかったので、結局インターネット通販で入手した。鉄球も然り。

 
シンワ U型マグネット B-1、 U型マグネット A-1、

8.0mm 炭素鋼球(カーボン球)20個入り日本製

 
磁石と鉄球を机上に置いて、いろいろ配置を変えたりして楽しく遊んだところ、幾つかの事が判ってきた。
 
まず、鉄球は磁石に吸引されてくっ付くが、動き回る力の源は重力。だから、磁石を机上に平らに置いたのでは、鉄球は磁石に沿って走る様な事はしない。
 
平板の上に磁石を配置し、平板の傾斜角度と磁石の向きを色々変えながら、鉄球の挙動を眺めて楽しんだ。
 
磁石を横方向(Cの向き)に置くと鉄球が磁石の周りを纏わり付くように動き回る。
平板の傾斜が急すぎると、鉄球はUの字の外側から内側に移る所で、外れて落下してしまう。
強い磁石では平板を急傾斜にしても耐えて、鉄球の動きは機敏になる。
傾斜を適度に緩くすると、鉄球はUの字の外側から内側へ進んで、Uの字の内側の行き止まりで、重力で加速されて下方へ進み、Uの字の反対側の内側へと進む。鉄球はUの字の内側の端まで進むと、端をくるっと回って外側へ進む。外側を走った鉄球はUの字の中ほどで磁力が不足して落下する。
 
この様な特性を基に、幾つかの磁石を組み合わせて、全体として面白い外観や、全体として面白い鉄球の動きが生まれる様な形を作る。
 
更に、磁石を複数個密着させる場合、例えば2個の磁石をUUの様にくっ付けてWの様な形を作る場合は、同極同士をくっ付ける事。異極同士をくっ付けると、其処は鉄球を吸引しない、等々、磁石と鉄球で、いろいろ楽しく遊べそうです。
 
一つの形が出来たところで動画を撮影してみた。傾斜した平板とカメラ視線を直角に設定する事で、磁石と鉄球が傾斜した平板の上にある事を覚られない様にたくらんでみた。
また、実際に撮影した動画を見てみると、鉄球の動きはとても速く、あっけない程だったので、スロー映写にして、また、最後の楽しみで、動画の後半を逆再生にしてみた。
 
かくして出来た、作品3点。よろしかったら見てください。
 
 
それから、私のYouTubeチャンネルも宜しく。
では・・・・・いずれ、