櫻葉ではなく、相櫻です(>_<)

BL的表現あり。これは素人自己満足のために書く妄想小説です!!実際のものとは一切関係がありません汗。


大丈夫な方のみ、前へお進みくださいm(_ _)m



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翔くん×相葉ちゃんですが、まだ翔くん出ません。悪しからず…




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オレがこれから通う学校は、芸術やスポーツに特に力を入れていて、海外の色んな学校への留学制度もあって、結構有名なマンモス校。


芸術学科と体育学科にはそれぞれ専攻コースが選べて、それこそ自分が極めたいものをとことん極める環境があるから、日本中からその道で成功したい人が集まってくるみたい。


この学校を卒業出来たら、その後はよっぽどのことがなかったら安泰だって誰かから聞いた。


でもその分、入試はめちゃめちゃ厳しいし、入学してからも進級試験で結構な数が振り落とされるし、何とか進級したところで成績が悪かったら、野球で言うところの戦力外通知をもらうとかなんとか……ってめっちゃ怖いじゃん!!


でも、それはこの2学科に限っての話。

オレが行く普通科にも専攻コースは色々あるけど、ここまで厳しくない。


かといって学ぶ環境が整ってないなんてこともないし、普通科で入っても途中で他の学科に編入出来たりする。……滅多にいないらしいけどね。


オレも紆余曲折あって、ここの普通科にギリギリ滑り込んだけど、まさかカズくんとまた一緒に通えるなんて思ってもみなかった。


カズくんは中学で張り出されるその学年の成績優秀者の中にいつも名前が載っているぐらい頭が良かったからね。


担任の先生からもう少し偏差値が上のところを受けるように言われていたけど、カズくんは頑なに聞かなかったらしい。


それもそのはず。

カズくんは前々からこの学校の普通科料理専攻に進学するって決めてたから。


それこそ小学校ぐらいからカズくんは実家の洋食屋さんを継ぐって決めていた。


口では『普通の小さい店』って言うけど、オレはカズくんが実家の洋食屋さんのことを誇りに思っているのを知っている。


それからそこで生き生きと働く両親のことを、めちゃめちゃ尊敬してることも。


(カズくんはホントにカッコいいね!)
(……そうでもないですけどね)


鼻で笑っていたけど。耳は真っ赤だったな。

……それをからかったらチビりそうなくらい怖かったのも覚えてる。





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いや、早く入学式行きなよっていう……ムキー

でも次、やっと行きまーすアセアセ