今年に入ったあたりからか
「日本の伝統色」に、ものすっごく興味を感じ始めました
雅やかな日本の色彩感覚。
これって、世界に誇れるほど奥深いものだと思うのですよ。
本を読んでみたり
「伝統色事典」をペラペラめくったりしつつ
その美しさにうっとり。。。(=⌒▽⌒=)
カラーコーディネーターの昆野照美さん が
伝統色のone dayセミナーを開催されるということで
楽しみに参加させていただきました
照美先生の講座は、おもしろくてわかりやすいんですよ~
まずは、
身分や階級を表す「位色(いしき)」のお話。
たとえば、
聖徳太子が制定した「冠位十二階」とか。
日本史で習いましたよね。憶えてます?
(ワタシ、あんまり憶えてないデス)
自分の身分より上の色を身に着けることは許されない。
これを「禁色(きんじき)」と言います。
これって、色が「区別」という役割を果たしてくれているってこともあるのかな、
と思ったりね。
そういえば
野菜ソムリエのスカーフも色分けされてるな~。
シニア野菜ソムリエ ⇒紫
野菜ソムリエ ⇒緑
ジュニア野菜ソムリエ⇒赤
…っていうふうにね。
これも「階級別色分け」と言えるのかも。
そのあと、さまざまな時代での色の使われ方のお話。
・平安時代の「かさねの色目」(これ、大好きな分野なので、いつか詳しくお伝えしたい)
・戦国時代(武士の時代)の甲冑などに使われた色
・江戸時代の「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」の話。
なぜこのような色が使われてきたのかを
時代背景や当時流行したものに照らし合わせて、じっくりお話してくださいました。
カラーカードを切り貼りして、実際にその色をたしかめながらのワークは
イメージが浮かべやすく、とってもわかりやすかったんです♪
日本は、四季が存在するので、
それに合わせた色づかいや、美しい色名がつけられているのが特徴ですよね。
それが、なんとも美しくて風情があって、ものすごく興味をそそられます。
日本人の色彩感覚の豊かさって、世界でもトッププラスなハズ
古(いしにえ)の人々が伝えてきた色彩文化、
しっかり味わって心豊かに過ごしたいものでございます(=⌒▽⌒=)
帰り道、気になったお店で「ひとりおつかれさま会(笑)」を。
生ハムとプチトマトのガレット、いただいちゃった(*^.^*)
そういえば、ちゃんとガレットを食べたの初めて…かもしれないです。
とってもおいしくいただきました