福祉映画を見てきました | 本門佛立宗 相模原妙現寺 サァクルナイン

福祉映画を見てきました

こんにちは 久しぶりのカンガルー便りです。

1 日のみ上映の福祉映画を見てきました。

両親が知的障がい者の子として生まれた主人公(高子)が成長の過程で、両親の障がいを知りそれを恥じて、同級生にみられたくなくて授業参観日の通知を隠し、それを見つけた母親は授業参観に訪れ、子どものように騒ぎ、保護者や同級生から失笑をかってしまい、母親に反発するところから映画は始まります。
何をやっても要領が悪く奇矯な母親の振る舞いに近隣の住民からもうとまれ、影口をたたかれてしまう姿に、高子は戸惑い傷つきひとり悩み苦しんでいるのですが、母親が誰に対しても分け隔てなく損得を考えない行動、無垢な心を持った生き方が周囲の人々の心を少しずつ変えていく母親をみて、高子は「障がいをもっていたのは自分だったかもしれない」ということに気がつきだんだん心を取り戻していきます。そして自ら福祉の道を選び共に生きる決心していきます。

テレビでも日々目にするたくさんの演技派の俳優・女優さんが参加された素晴らしい映画でこのような映画を1日のみの上映でなく、地元の映画館で公開し多く方にみてほしいと思いました。

また同時に私自身(もしかして偏見をもっているのは私の方であったかもしれない)と気づかされ、障がいのある方たちともっと触れ合う機会、交流する場を多く持つことによって区別や差別をすることなく助け合い、支えあっていける社会がつくっていけるのではないかと、とても考えさせられた映画でした。

相模原妙現寺では前回のサアクルナインでお知らせいたしましたように、7月7日【第 10 回妙現寺まつり】を開催いたします。

地元のみなさんとの交流や社会福祉活動をしている福祉団体の出店もあります。
みんなが笑顔になれるそんな【第 10 回妙現寺まつり】に是非おいでください。
心よりお待ちしております。 

かんたママより