ウッドデッキのスロープに続く踊り場に
黒いのが居ます。
近寄ってみましょう
お!センター引き出しの
白血病キャリアのフェルンちゃんです
慢性の結膜炎があるので、治療を続けても
どうしても目の周りが汚れ気味ですが、その他は
お蔭さまで元気
こうして介護部屋と外を自由に行き来し、
毎日楽しそうです
右への傾きも、歩いたり走ったりするときは、
右に傾いたままなのですが、
こうしているとほぼ真っすぐ
行動範囲も広くて、施設のあちこちを毎日探検
当施設は看取りの施設なので
エイズ・白血病、猫コロナ、ヘルペス、カリシ、
などの感染症の子もたくさんいます。
どの子もみんな外にいるときのように
自由に行きたいとこに行き、
たくさん走って、木陰を見つけてお昼寝したり、
突然の豪雨ではたくさんある東屋などで
雨宿りをしてから、いつもの寝場所に戻ってきます。
当施設はみんなが病気や障害を持っていたり、
高齢だったりするので、誰も閉じ込めず
「命のシェア」を信条とし、
「長く生きる」ことに焦点を当てず、
「今!楽しい!」「今!美味しい!
」と
「今」を大事にしています。
1日1日の楽しいが、
また明日の楽しいを作ります。
1日1日の楽しいことや、
土や虫、細菌などと触れることも
免疫もあげることに役立ちます
(=免疫は部隊・軍隊なので、身体が元気なときに
演習をすると学習し武器を作り、強くなります)
結果、施設の子は、看取りで引き取っても、
けっこうみんな長生きです。
(=席を譲るもんか!!って感じ?(笑)
その代わり、当施設では
これから里子に行ける子猫や
病気のない若い猫は引き取りができません。
保護施設によって、いろんな形態がありますよね。
里子に行ける子を抱えるところでは
感染症の子は、どうしても隔離が苦肉の策。
フェルンは、そんな中強運な白血病キャリアです
フェルンが掴んだこの生活。
どうぞたくさん!楽しんでね
そのために、ニンゲンが心血を注いでおりますのじゃ
事故で頭を打ったのか???
あごのかみ合わせが悪く、硬いものが食べれず、
缶詰などのウエットも、もんのすごい時間がかかります。
ご飯のときは、食器をなめ合わないよう
個室ケージで食べたり、見張っているのですが、
・・・・・・・・・・
フェルンは触られるのが嫌いなので、
ケージではなく、食べ終わるまで見張っています。
ニンゲンのヤキモキをよそに、
フェルンはゆっくり、ゆっくり、
味わいながら一生懸命食べています。
野良で道に動けずにいたところを
センター収容されているそうなので、
きっと、ごはんも食べられなかったんだろうね。
頑張って生き抜いて来て、
施設に来てくれてありがとう
フェルンです
どうぞ応援してくださいね。