センター引き出しの
母子のお名前決定です~~~~
たくさんのご応募、ありがとうございました
大発表~~~~
その前に・・・・・・
施設の子の名前の由来を少し
施設では保護の子がたくさんいるので、
保護当時の状況を現す名前だったり、
その季節の名前だったり、
あげたいものの名前だったり、
・・・を名付けたりしています。
保護時の状況に関連がないと
あとあと状況を忘れてしまったりするのでぇ~~
カッコ内は呼び名です
「あーご」(あーちゃん)
車にはねられ、口裂け女みたいな状態で保護。
あごが割れていたので。
「オイリー」
まだ幼猫のころ、工場裏で廃油まみれになって
猛獣のように唸っていたので。妖怪かと思った・・・
「キイロ」(きー!・きぃちゃん)
旧施設の移転間際のバタバタしているときに
保護したので、とりあえず「あの黄色い子」とか
呼んでてそのまま名前に
「ライアー」(らいちゃん)
この由来はぜひ!!ブログやコミックスで見てね
「にんじゃ」(にんにん)
旧施設のシェルターの天井の網をうんていの
ように両手で進み、天井真ん中の継ぎ目から
脱走したので、忍者から。
「ミッツ」(みっちゃん)
(ミッツはゴローを連れてきた旧施設の高原さん(仮名)が
河川敷で世話をしていた幼猫。
愛さんに散々、早く保護しろ!と怒られていたのに、
ダラダラと捕獲機をかけずにいたため、
まだ幼猫だったミッツが三つ子を妊娠した状態で捕獲。
もう大きく育っていた赤ちゃんを堕胎したため、
人間側の戒めとして。
いつの間にか魔猫になってしまった。。。
「縁蔵」(えんぞー!・えんちゃん)
「縁蔵って素敵な名前ですね」「仏教的ですね~」
・・・と言われますが、単に縁の下にいたからだそう(笑)
・・・・とまぁ、みんな名づけにドラマがあるわけです。
全部紹介したいくらい・・・。
で、今回は母子で引き出しているので、
何か母子を連想するものがいいな。と思っていました。
が、なかなか決まらず・・・
みなさんから募集させていただきました
たくさんのメールをありがとうございます
どのお名前も物語や、あげたいものの願いや
特徴が込められていて、素敵なお名前ばかり
急死された、この子たちのママは・・・
50代の女性で、母子猫2匹と一人暮らし。
とてもかわいがってもらっていたであろうことが
わかるくらい、歯はピカピカ
抱っこして、名前を呼びながら、
毛をブラシしてもらっていたんだろうね。
とても毛も綺麗です。
「お母ちゃん」
可愛がられていなかった子も切ないのですが、
今回のようなケースは身につまされます。
突然、ママさんがいなくなり、
親族はこの子たちの名前もセンターに知らせずに、
簡単に持ち込んだような状況なのは見て取れます。
故人がこんな可愛がっていたのだから、
せめて
お部屋の中に、動物病院の診察券とか、
この子たちの名前を探すくらい難しくないのに。
ママさんがきっと、何万回も名前を呼んでいたのに。
この子たちがずーーっと呼ばれていた、
その大事な名前を呼んであげたかったよ。
その名前は、
何も持たずにセンターに連れて来られたこの子たちに、
唯一ママが持たせてあげられたものなのに。
センターサイドも、こういう場合、
「診察券などお名前を探してもらえませんか?」
「故人さまが、こんな可愛がっていたのだから、
それが仏さまのご供養になりますよ」
・・・・・くらい、言ってくれたらいいのに。
センターに破棄するのは、それぞれの事情があるから
致し方ないとはいえ、せめて、
何も持たずに追い出されたこの子たちに
ママが何万回も愛を込めて呼んでいた
「名前」くらいは、持たせて欲しかった。
親族からしたら、
ただの厄介な存在の猫かもしれないけど、
ママにしたら宝物だったに違いない。
そんな大事な存在が、簡単に名前もなしで
センターに入れられるなんて・・・・・。
いきなり、住み家が変わり、人が変わり、
猫が有象無象いるところに連れて来られて、
名前も呼ばれないで・・・・・。
娘はまだご飯を食べません。
私たちだったら・・・・・
自分が急死して、うちの子がぞんざいに扱われ、
センターに出されて、運よく譲渡されても
違う名前で呼ばれていたら・・・・・。
私たちも、考える必要がありますよね。
名前や病歴、フードなどの情報は
わかりやすくしておくことも必要かもしれません。
そして。。。。。
信頼できる者同士、まとまった金額で託し合うことも
アリかもしれません。
暗い話題になってしまいましたが、
せめて一緒にいられる、この子たちは強運です。
きっとママさんが虹の橋から
念力を送っていたのでしょう。
当施設で、できる限りお世話するから
安心してね!ママさん
「娘」
さて、そんな母子のお名前です!!!
たくさんのご応募ありがとうございます
綺羅(クロス)ママ=風香・陽日(ふうか・はるひ)
みーちゃんママ =山吹・茜
灰色の猫さん =天・空
モモ姫さん =愛華・凜華
みーなママ =さざえ・わかめ
俊三パパ =まみー・茜
ごえもんママ =いと・こより
眞季ママ =ミロ・ダナ
(女神の名前で、保護したこのお名前の子が、
幸せに譲渡されたそうです)
明石さん =山茶花・椿(そっくりな花なので)
るるパパ =秋・福子
華ちゃんママ =あんず・すもも
はるなママ =らんらん・りんりん
くろパパ =はるか・あかね
オレオパパ =美智子・雅子(おおーー!)
雅子・愛子(ひょーー!!)
バジリコさん =くみ・あみ
さちさん =寿々・来々(じゅじゅ・らいらい)
ひでじぃ&
ちびもも姉ちゃん =(ハナミズキから)
「花」と「みずき」
柴犬風太パパからの=「おかあさん」「むすめ」
なんと!そのまんまやぁ~~~ん!!
などなど、たくさんありがとうございます
どれも可愛いでしょ~~~~
実は・・・・
名前がなかったので、
しばらくは、
「お母ちゃんの方、うんちしたよ!」
「お母ちゃん、まだ怒ってるねぇ」とか、
「娘ちゃんは、まだ食べないね」
「むすめぇ~~~、出ておいでぇ~~~!」とか
愛さんと話していたんですね・・・・・・・
そうしたら、まさかのまんまな名づけ
柴犬風太パパからの=
「おかあちゃん」「むすめ」に
決定させていただきます
呼びやすくて、親子事情もそのまんまで、
いろいろピッタリなお名前です。
みなさん、ありがとうございました。
小さな小さな「おかあちゃん」
まだビクビクな「むすめ」
まだまだ
緊張状態のお母ちゃんと娘を
どうぞ応援してください
もし・・・・もし・・・
できたら・・・
この子たちがまだ他の猫と接触せず、
介護部屋にいるうちに
「2匹一緒にうちにおいでぇ~~~」
と、いう方がいらっしゃいましたら、
どうぞよろしくお願いいたします。
エイズ・白血病もなく、超健康で綺麗な子です。
多頭より静かなおうちの方が、本来はこの子たちに
あっています。
里子にもらってくださる方がいらしたら、ぜひ
「妙庵」のホームページからメールを~~~
ご参加ありがとうございました