長年に渡り、
いろいろ改造して犬猫仕様に作っていった当施設。
部屋ではないところを部屋にしたり、
始めに作った設備が機能しなかったり、
と
このような猫も内外自由に
できる施設という
前代未聞の施設はいまだに、試行錯誤の連続です。
新入りの障害度や、老齢による体の不具合などにも
逐一、臨機応変に対応していくことが求められます。
「大ばぁの床にすのこ全部持っていかれたにゃぁ゛あ゛～～～
足冷たいやんけ
早う、新しいすのこ持ってこんかい
」
施設のレアキャラ、ととさん。ご立腹
（レアキャラ＝ゆかちゃん命名。ボラさんたちには姿を見せない幻の猫
）
愛さんの信念として、
当施設では1匹１匹に必要な医療や環境を十分に用意するので、
反対に現在は旧施設のころと異なり、
数を抱えることができません。
このあたりは、その保護施設の考え方はいろいろですね。
正解はないので、あくまで自分たちがどのような活動をしていきたいのか？
ということなのですが。
そんな当施設は、
犬も猫も内外自由に行き来できる仕様なので、
壁に猫ドアが何個もあるわけです。
よくあるプラスチックのパタパタする扉は、
足が悪い猫や、老猫が後ろ足をよく挟んでしまい危ない
ので、
扉をつけずに、厚手のビニールシートのビラビラを
前後に何重かに付けているのですが。。。。。
それでも真冬は・・・
めっちゃ、寒い！！！！
風があるときなんか、ビニールシートは垂直にたなびき
風がびゅうーびゅうー室内に入ってきます。
「こいのぼり、みたいにゃよ」
よしよし（（（ 
）））
ホント、にんにんって・・・・
頭は悪いけど、身体だけは健康な親孝行な猫だね。
ま・・・・
壁に大きな穴が開いてるんだから、寒いわなぁ～～～
で、いろいろ毎度毎度ながら、オブジェのようになっていくんですわ
「なんか・・・・もっと・・・こう・・・
どうにかならんのにゃっ？？
最近の若いもんは美的センスの欠片もないね」
結局、どうしても後ろの猫ドアから風が入ってくるので、
（猫ドアの外も風ガード設置してるんだけどぉ～～～）
ここね。 
厚手のビニールシートを設置
これなら、日も入るし
直接的な風は防げるハズ
・・・・・グッドアイデア
・・・・と、思ったんですが、この透明なビニールシートの存在、
猫わからず
ビニールシートの前で大渋滞が発生
ビニールシートがわからず、
シートの前で猫たちがどんどんたまっていきます。
「早く行けにゃ！！！」
「行けないのにゃっ！！！」
「なんでにゃ！！！？？？」
「わからないけど、前に進めないのにゃぁ＝＝＝！！！」
猫たち、大パニックで、無理やり通ろうとするもんで、
なんだか大変な事態に・・・・・。
すみません。写真がないので、念力で見てください。
透明のビニールシートの存在を教えても教えても、どうにもわからないので、
模様のついたビニールシートにしたらいいんじゃないか！？
ということで早速買いに行ったら、
なんと！1メートル２０００円～！！！もするので、困っていたら・・・・
そうだ！！！猫がビニールシートの存在をわかればいんだ
１個６０円の赤いテープを購入。
どうでぃ
こんな感じ
で、こんな感じ
風が直接入ってこないでいいのでは～
どう？ごまちゃん？？？
覚えた？？？
「なんでこんなもん付けたのか知らんけど、
ま・・・・回ればいいのにゃ・・・・」
猫は人間の都合のいいようには、しつけられないけど、
学習はしてくれます
一件落着～～～～～
・・・・・でありますように・・・・・