漫画や映画も、ストーリーはわかるけど、その作品が訴えたいものは理解できない状態。
他人の話もそう。聞いてるけど、何が言いたいのか掴めないから受け答えが浮いていて、田村さんから「自由人」と呼ばれたのかもしれない
上京してだんだんと、他人の話を聞くのは、その人が発するものを読むのが面白いとわかってきてからは、どんな人の話も聞けるようになったけど、あいかわらず話の理解はしてないので会話するのは苦手だし、相談事をされることはあんまりない
それがここ一月で、本や漫画、他人の話が理解できるようになった感じがする(あくまで今までの自分比)。うまく言えないけど、素直に世の中が自分に入ってくる。壁が目減りした感じ。発達の相談に行って、自分の甘さからは逃げられないのだとようやく観念したのかもしれないし、最近、ネットをなるべく見ないでいろんな本を読むようにしてるからかもしれない。ひとつ年を取ったせいかもしれない。あまり他人と会わないせいかもしれない。
表現の仕事をするのに必要なものを青少年に向けて書いた本を読んだ。(私は子供向けの文でないと、理解できないのかも)
安野さんの文章には、私が感じていた世界の違和感について書いてあった。 ずっと、虚の世界が現実だと思っていて、現実の世界を体験していなかったんだ、私。この人の漫画がたくさんの人に読まれている理由がわかった気がする
自分自身の感情を自分自身で体験する。抜粋して書くと力を失って腑抜けた文になってしまうが、表現の仕事をしてなくても、とても大事なこと。目が覚めたような読後だった。
こないだのよしもとさんの短編集について、前言撤回。一話目は共感できなかったけど、それ以降の話は引き込まれた
震災後に書かれている、と意識しすぎて読んでしまったから、危険に晒された時の人間の無意識に嫌な面や感情の書き方が絶妙だと思った。そんな大勢の人間の中でそうっと生きている女性を書いた本だった。たぶん、ほとんどのさきちゃんたちに、現在恋人がいない設定だったから、読めたんだと思う。僻みではない。よしもとさんの本は、どう生きていくとよいのかの参考に読んでいる部分がある。(もちろん、中身や文体や装丁やそのまわりに漂ってるものも好き)
恋人や子供に出てこられると、今の私には理解できない状況で、置いてかれ感を感じるのかも。全部みんなつながっているんだろうけど。私の精神の成長が遅いって話だな
発達の相談に行った時、コミュニケーション出来るから発達ではないと思うが、生活の中で不安が日々強まることを自分で解決したいなら、認知行動療法の本を読めば?とアドバイスされた。こないだテレビでもやっていたし、これからブームがくるのか
図書館で一冊借りてみたけど、読みすすむほど腹が立って、わんわん泣かされて、全然進まない。
結局、行動することが一番確かなことだから、その行動をするための気分の持って行き方を説明している本。片付けの本に似ている。
小学生の時にこれを読めていたり、うつっぽい悩みが社会人になってから出てきてる人なら、素直に読めるのかもしれないが、小学生の時にネガチブな自動思考を自覚して決めて、この思考のまま大人になったら大変だろうな、でも、そんなこと知るか、というヒネ方をしてきた私には、この本のアドバイスはしつけの時期に受けないと意味がないではないか!と思えるし、焦らないで、としょっちゅう書いてあることが上から目線に思え、腹が立つ。
すぐに結果を求める堪え性のなさ、癇癪、甘えやめんどくさがり、意思の弱さを言い訳で正当化する自動思考、悪いことから考える自動思考、その他の自動思考の修正は、私にとっての片付けと同じで、どうにかできる気がしない(…だから発達の診断をもらい、出来なくても仕方ないのだと思いたかったのだ)。
この本を読んで、腹が立って泣きわめくのは、自己否定されてる気がするからだし、一人では今の自分を解決出来なさそうな現実を知っての涙でもあると思う。ここに紹介されてるような療法が今まで自分には出来なかったし続かないから、すがる思いでこの本を開いたのに、という絶望感もある。今までの自分に執着する気持ちと、変わりたい気持ちが拮抗しているから、読み続けるのが疲れる。…といったいろんな思いを教えてくれる、という意味では、とても私のためになる本
泣かずに解決したいなら、いろんな語り口の行動療法の本を当たって、今の私に合う書き方をしてくれている著者をみつけるしかない。プロセス指向心理学の方が私にはあってるかもしれない。言ってることは、どっちも一緒な気がする。
それか、今までの自分のままでいさせてくれる世界を探しにいくか、今までの自分をうけいれてもらえるよう、かっこうの托卵よろしくうまく立ち回るという選択肢もある
お金もなければ、食欲もないし、昼夜逆転気味のだらしない生活なのに、焼け野が原の先へ行けるかもしれない予感がする。登っていくのか、沈んでいくのかはわからないけど、それを望んでいる
とにかく、仕事が決まってしまったので、仕事に追われると、絶対今のこの想いを忘れると思うので、私のためにここに書き残しておく
blogなので、わかるように推敲したつもりだけど、たぶんわかりにくいと思います。ごめんなさい

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