多摩森林研究所に桜を見に行く。
昔、拓殖大学でティッシュ配りの単発バイトをした時、一緒に配った方が教えてくれた場所。
桜の種類がいっぱいで、すごく感動した。桜がソメイヨシノだけではない、と初めて意識した日だった。
そのときは平日だったし、ガラスの仮面の梅の谷の桜版くらい、見頃で見事に咲いていたから、静かで幻想的な思い出だった。
けど、今日はもう花盛りを過ぎて新緑になっていて、人もたくさんいて、咲き残っている花を探すウォークラリーに参加した感じ

思い出は、美しいままにしておく方がいい場合がある。
これで一日が終わりでは、不完全燃焼で電車賃もったいない!と、相棒の桃子に高尾駅のカフェを調べてもらう。と、歩いて30分のところに、アジアなカフェありと教えてくれた
どうしても、桃子指示のルートと、微妙にずれた道を歩いてしまい、軒先や畑を歩いて、奇跡的にカフエにつく
予想以上に、好みなお店。雑貨店もあり。セレクトが素敵で、きゅんきゅんした。地元周辺の作家さんの革作品、タイのマキシワンピ、モロッコのかごバック、みんなめんこい!
カフェは、明るすぎなくて、風通しがよい、落ち着いた空間。芝生も美しい
そう、私は桜の山で心を整えたかったのだよ。この店でようやくそれが叶った
スパイスカレーとチャイを頼む。そして、たちまちお腹を痛くする…弱い、ちゃんとした刺激物にほんと弱い…でも、好きだから、学習しないんだ
雑貨店で買いたいものあったけど、先客さんと話が盛り上がってらしたし、立川の伯母ちゃんと連絡がとれて、合流して、多摩御料にいくことにしたので、出る。
ばいばい、今日の物欲。
多摩御料は、時間が遅くて閉まっていた。
伯母ちゃんが面白いものを見せてやると、川沿いのやどりぎがたくさんついた欅まで案内してくれた。
キレンジャクの仕業だと、通りすがりの方が教えてくれた
川に渡されたこいのぼりの群れが、きれいだった
そこから、伯母ちゃんが仲良くしてる、私にとっても親戚である生活用品屋さん?まで歩き、お茶請けに、たけのこの刺身、わさびの花のおひたし、独活の炊き込みご飯をいただく。春おいしかった。
私は、こちらのいとこさんの記憶がほぼ、ない。
立川の伯母ちゃんとも、去年の地震の時にご厄介になってから、連絡を取るようになった
親戚づきあい、ひとづきあいが小さい頃から苦手でしてこなかったのが、地震を機に、ようやく大切さに気づいた人非人
柱時計があったり、匂いや雰囲気がどこか昔のおばあちゃん家に似ているようなお宅で、不思議な気分になった。
血は、体内を流れているだけじゃない。
うまく言えないけど、おばちゃんたちやおじさんの話す姿を見てて、そう思った

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