テストで1点 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

ある日、返ってきた小テストを見て愕然とし、
テストを持つ手がぷるぷる震えた。
い、いってん・・!ガックリ
1点(16点満点)を取ってしまったのだ叫び

この時、毎回授業で出される課題も、なんと5週分遅れガーン

これは本当にやばい・・
この全くついていけていない授業、
それは 『Household Economics (家庭経済学)』

フタを開けてみれば、統計学の授業。
統計学の基本を知っている、という前提で授業が進められるので
最初からちんぷんかんぷんショック!

「課題の意味が分からない」 という経験は初めてのことで、
最初の課題から締切遅れまくりあせる

STATA という統計ソフトを使うらしいのだけど、
そのソフトの使い方は全く授業で教えてくれないしょぼん
『ネコでも分かるSTATA入門 (PDF)』
を参考にしたりして使い方を覚える。
 
この頃の私は、他の授業もついていけてなくて、
つらくてストレスが溜まりまくりだったDASH!
自分への不満と不安でいっぱいだったのだ。

結局最終プレゼンも間に合わず、
中途半端な状態でプレゼンすることにしょぼん
「ごめんなさい、実は終わってなくて・・」 と謝り、
情けなくて散々だった。
7人のクラスメイトの中で、ダントツビリなのは明らかだった。

最後の授業を終えた頃にようやく課題の意味も分かり、
最終課題だけは何とか提出できたのだった。

ちなみに私は、
「学校の時の成績がよければ将来の資産は多い」
ということをボリビアの例を使って、
都市への距離と収入もからめつつ証明しようとした。
だけどデータを分析した結果、
学校に通った年数だけが将来の資産と相関関係がある、
という結果が出た。

本当かなぁ・・ (-_- )汗

でももしかしたら、都市部の方が、収入が多い方が、
成績がいい方が、将来の資産が多くなる、というのは
思い込みだったりするかもね・・?

さて、奇跡的に単位はもらえたわけだけど、
実はこの授業だけは 相対評価 なので
確実に単位がもらえた
のだキラキラ
(逆にどんなにできが良くても、周りも良かったら一番いい成績はもらえない)
私は運よく、この評価システムに救われた。

こういった評価システムの下では、
クラスメイトは全員ライバルになるけれど、
そんな雰囲気は一切出ず、みんなすごく協力的だった。
私もずいぶんと親切に助けてもらったし、本当にありがたいしょぼん

『統計学なんてこの先使うことあるのかな?』 と思う一方で、
『数字でシビアにプロジェクトを評価することも大事かも・・』 と考えるきっかけになったし、
実はこの後、意外なところでこの知識が役に立つのだった得意げ


※3月14日はホワイトデーバレンタインチョコ・・なんてものはアメリカには無く、
パイ(π=円周率)の日、ということでパイを食べた。

パイの日、留学