怒りが爆発した日 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

『 Strategic Management (戦略的経営)』 の授業で
中間課題の書き直しをしている間にも、
最終課題が出された。それは・・

グループエッセイ&グループプレゼンテーション 叫び
実際に存在している会社または組織の戦略を分析するのだ。

グループメンバー(私を含めて4人)は何とか見つかったんだけど・・超不安。
私絶対足ひっぱるしガーン

そんなこんなで最初のグループミーティング。
みんな忙しいので電話会議となった。パソコン

ミーティングでは、会社への電話インタビューでする質問のリストを作り、
まずは下書きを書くためにグループエッセイの内容を決めて分担し、
次回のミーティングの日程を決めた。

たった30分で。

私はノートを取るのに必死で、単にわたわたしてただけだった(>_<)あせる
そして会議が終わった後、ふとパソコン画面を見ると、
リアルタイムでメンバーが取った議事録本 が映しだされていたのだ。

ぽかーん。。。(*o* )

何、この人達・・・すごすぎ叫び

続いて2回目のミーティングでは、グループプレゼン(20分)の内容を決め、
パワーポイントのスライドを作り、リハーサルまでやってのけた。
2時間半で。。。

何なの。。。本当に。。。あまりのすごさに、ただただ唖然とする。
こんなに賢い人達に会ったのは初めてかもしれない、と思った。


ーーー数日後ーーーーおやしらず

『Food Security and Nutrition (食糧安全と栄養)』
という授業でも、最終課題はグループプレゼンとグループエッセイ。
栄養に関するプロジェクトを計画することになっていた。

メンバーはケニア出身の学生とルワンダ出身の学生、と私。

ところがこの2人、あんまり人の話聞かないで
すぐに話をそらしてしまうところがあった。

収集がつかないので、結局私が議事録を取りつつ、
ミーティングを仕切るしかなかった。
3時間以上かかって、プロジェクトの大体の内容を決めただけ。

『いや~、ついに私もグループミーティングを仕切れるくらいにまで成長したか』 
と感慨にふける一方で、
『この間のグループミーティングとのレベルの違いがすごいな・・』 と思ってしまったガーン

さらにルワンダ出身の学生が,、自分の担当部分の締切を守らず延々言い訳した上、
課題締切当日まで、ついに書き終えなかった。

締切は夕方5時砂時計
私と彼はその日、朝の授業(9時~12時)と昼の授業(2時~5時)が一緒である。

絶対絶命ガーン

ところが朝の授業の休憩時間に、彼はのんきに私に聞いてきたのだ。

「ところで、課題の締切っていつだったっけ?」

叫び!?

今なんて言った?!むかっ

「今日の5時だってあんなに何回も言ったでしょう!
だからこんなに焦っているんじゃないの!!!」

と、アメリカに来てついに初めて怒ってしまったメラメラ

お昼休みのミーティングでは、「ごめんパソコンがフリーズした」 と言われ、
『終わった・・』 と思ったけど何とかギリギリ提出。
見直しはできなかったガックリ



結局グループ課題はどちらも、一番いい成績をもらうことができた。
だけどね、実はその後仲良くなれたのは後者のグループの方だったのだ。
何度もミーティングをして会って、一緒に苦労したからだろうか。

この時に思った。
必ずしも「効率が良いことがいい」とは限らないんだって得意げ