は必須科目なので、全員取らなくてはいけない。
正直言って学問としてはそんなに興味は無かったのだけど、
先生の教え方がとても上手で、なかなか面白い授業だった☆

トピックは、環境汚染から、生物、堆肥、温暖化、人口など色々だったけど、
特に印象に残ったのは2つ。
1.肉を食べるのは非効率

例えば、トウモロコシ VS 牛肉。 どっちを食べるのがいいか。
確かに牛肉の方がトウモロコシより栄養を含んではいる。
けどその前に、牛はたくさんトウモロコシ(または植物)を食べているので、
結果トウモロコシよりも、たくさんのエネルギーを使っている。
しかも牛は、植物から得たエネルギー全てを体に蓄えているわけではなく、
その一部を、排泄や細胞呼吸などで失っている。
つまり、太陽から得られる地球全体のエネルギーを考えたときに、
牛肉を食べる方が非効率!
先生は言う。
「土地に限りがあるから、世界中の人たち全員が肉を食べることはできない。
1部の人達だけが肉を食べており、肉を食べることができるのは
肉を食べない人達がいるおかげだ。
・・この中でベジタリアン (菜食主義者) はいる?」
約80人のクラスで3人の手があがった。
「見てごらんなさい。肉を食べなくてもこんなに立派に成長することができる。
子育てに肉は必要なわけではない。
肉はほんの一部の成長につながっているだけだ。
もっと知識を持って、肉と同じくらいの栄養をどうやって取り入れるか、
工夫が必要なだけ。」
ちなみに、牛肉ではなく鶏肉を食べるだけで、
70%エネルギーの節約になるそうだ。 (エネルギーのムダが少ない)

し、知らなかった。。!

こんなこと考えたこともなかった私は、それ以来、
肉を食べるたびにこのことを思い出すように。。
これからも肉はやめられそうも無いけれど、
1人1人がほんの少しでも肉を食べる量を減らすことができれば、
土地を守り、もっと効率良くたくさんの人に食糧が行き渡るのかも。。
2.殺虫剤を使わないで害虫を追い払う方法がある
コンゴで、コナカイガラムシという害虫が大量発生し、
キャッサバ (ヤムイモ) の80%もやられてしまう事態が起こった。
南米では小さなスズメバチ(シガバチ?)

その害虫の卵に自分の卵を産みつけ、害虫を殺すことが発見されていた。
アフリカにそのハチを放してみると。。
その害虫はみるみる減り、ヤムイモはダメージを受けることがほとんど無くなった

詳しく知りたい人は。。→
ケーススタディ (英語) Cassava Mealybug (1ページのみ)
そういうハチのことを寄生バチ(Parasitoid wasp) と呼ぶらしい。
ガ、蝶々、または他の虫の卵や幼虫に自分の卵を産みつけるハチ。
その卵は寄生した虫の栄養を吸い取って成長した後、その虫をいずれ殺してしまう。
知識を持って自然の摂理に従えば、
お金がほとんどかからない、こんな解決方法もあるんだね~。
ちなみに、1種類じゃなく色んな種類の農産物を育てると、
色んな種類の害虫が寄ってくるので、
それにつられて寄生バチも寄って来て育ちやすいのだという。
いつかこの知識が役に立つ日が来るかな~

~おまけ

全然関係ないけど、この世の神秘 『納豆カレー』 について。
納豆が大好きな私に、「しばらく食べられないから。。」
と出発前に友達がくれた納豆カレー。
なぜ、萌え系・・?と謎は残るけど、食べてみた。
そんな水戸納豆カレーはアマゾンで絶賛発売中。
カスタマーレビュー(4件)は賛否両論であります。
水戸納豆カレー カスタマーレビューはコチラ
以上、アメリカからの納豆カレーレポートでした (-_- )