世界のハーバード大学 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

先日のロータリークラブイベントで、
ホテルが同じ部屋だった子がジャケットを忘れていった。

そこでジャケットを届けに行くことに。

途中、何やらにぎやかだったので、思い切ってバスを降りてみると・・
どうやら ヘッド オブ ザ チャールズ レガッタ (Head of the Charles Regatta)
http://hocr.org/about-hocr/
というレガッタ大会が行われているらしかった。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-チャールズレガッタ 川沿いにたくさんの人達。

この大会は、毎年10月3週目の週末に
2日間に渡ってチャールズ川で行われ、
公式HPによると、参加者は約9000人観覧者は約30万人
全米屈指を誇る大規模な大会らしい 目
参加者は、女性、大学生、シニアなど様々。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学  アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-チャールズレガッタ
アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学  ラジオで実況を聞く人

・・おっと、いけないあせる
ジャケットを届けに行かなくちゃ。

その子は今ハーバード大学で研究生をしているというので、
ハーバード大学を訪問することに。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学  大学前の通り

門をくぐって中に入る。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

ハーバードヤード (Harvard Yard) と呼ばれる広場が広がる。
ハーバード大学は1636年に創立された、アメリカで一番古い大学。
だからか、厳かな雰囲気が漂って歴史を感じる。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学 アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

ハーバード・ヤードを突き進んでいくと、
ジョン・ハーバードの銅像
(The Statue of John Harvard) が。
ジョン・ハーバードさんは、初代後援者で
大学の名前はこの人にちなんでつけられた。

なぜか、『この銅像の靴をなでると、幸運が訪れる』 と言われており、
靴の先だけが触られすぎて金ぴか、そして撮影の順番待ち。
人が入れ替わる瞬間に、タタタっとダッシュしてタッチしてきた。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

ワイドナー記念図書館 (Harry Elkins Widener Memorial Library)。
ハーバード大学の主要な図書館。
300万冊くらいの本があるらしい。
タイタニック号の沈没で亡くなった、
ハリー・エルキンズ・ワイドナー(卒業生)の親が建築費を寄贈。

ここは観光者は入れないんだけど、
ハーバード大学生と一緒なら、ゲスト扱いで入れるらしいキラキラ
この時、閉館時間の5時を過ぎてしまっていたので、
今回は入れなかった (>_<) 残念~。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

記念教会 (Memorial Church)
第一次、第二次世界大戦で亡くなったハーバード大学生のための教会。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

記念ホール (Memorial Hall)

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

建物の中には見事なステンドグラス。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

そして大理石のプレートには、
南北戦争で亡くなった人の名前が刻まれている。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

サイエンスセンター (Science Center)
10階建てで、とにかく中に入ってみることに。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

10階にある天文台を通り過ぎて、非常階段を抜けると屋上があった。
そこからの眺めは何だかとってもステキだった。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学

ジャケットを返したその子は、イラン出身で
1年間だけハーバードの研究生としてこっちに来ているらしい。

ホテルで部屋が一緒だったとき、
朝はお互いギリギリ(開始15分前くらい)までひたすら寝ていて、
何だかちょっと同じ匂いを感じていた。
話しやすくて、彼女の発音は聞き取りやすく
一緒にいるのが居心地よかった。

最後に、ピューズィ図書館 (Pusey Library) という
ワイドナー図書館となりの、小さな図書館にゲストとして入れてもらって、
コーヒーを奢ってもらい、のんびり過ごした。

彼女のプログラムは1年なのでもうすぐ終わる。
「この先どうするの?」 と聞いてみると、
「まだ分からない。もう少しこっちにいたいから
いくつかの大学に願書を出してみるつもりだけど・・」
と言った。

すると、
「数年先のことをできるだけ考えないようにしてるの。
だって考えたってしょうがないし、不安になるだけだもの。
その代わり、今日、明日できることに集中するんだ。」


こっちの大学で勉強している人達は、仕事を辞めてきているため
みんな先のことは誰も分からないでいる。
私はちょうどこのとき、1年先すら全く見えずとっても不安だったから
この言葉は何だか身にしみた。


― その夜 ―

これまたロータリークラブのイベントにて、
今ハーバード大学で勉強している協力隊OBの知り合いがいる、
と聞いたので紹介してもらい、その人とエチオピア料理を食べに行った。

レストランの名前は忘れちゃったんだけど、
ハーバード大学から歩いて30分くらいのところにあった。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学 エチオピア料理

伝統的なテーブル、そしてフォークは出されず素手で食べる。
うーん、この雰囲気何だかなつかしい得意げ

インジェラと呼ばれるこの白いものをちぎって、
サラダだったり、肉や野菜を挟んで食べるのです。
これが意外に難しく、苦戦していると
店員さんが黙ってにこにこ見つめていた(笑)

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学 エチオピア料理 アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ボストン ハーバード大学 エチオピア料理

この協力隊OBの人は、現地でポルトガル語を使いながら
赴任中に英語の試験TOEFL(トフル)もちゃんと100点以上取って、
インターネットの整わない環境で願書も出し、
帰国してすぐにこっちに来たのだそう。
私なんて帰国してから丸2年もかかったていうのに、、本当に尊敬する><

世界トップクラスの、ハーバードケネディースクールの授業の話なんかも
とっても刺激になった。

ハーバード大学は、キャンパスは思ったより広くなかったけれど
やはり刺激的なところだった。
時間があったら、また来てみたいなニコニコ