思い切ってイベントに参加してみることに。
それは、ポスターセッション (poster session)。
あまりなじみの無い 「ポスターセッション」
日本では学会の研究発表などで使われているらしい。
ポスターセッションとは・・
大判の紙に研究内容をまとめたものを掲示する。
一つの会場にたくさんのポスターが掲示されていて、
参加者は興味を引くポスターを自由に見て回ったり、
発表者と個別に話したりすることができる。
- ウィキペディアより -
私達はもちろん研究をしているわけではないので、
入学前の自分の経験について発表する。
当日は、20人くらいの発表者がいて
食べものもふるまわれて大盛況。


何をどう書けばいいのか分からなかった私は
ポスターを作る前にネットでポスターを作るコツを探してみた。
するとあるある。。

『魅力ある研究発表用ポスターを作るには』
http://www.riemam.org/nl134_3.html#p3_1
大事なことは、3秒で参加者の注意を惹きつけ、
30秒でポスターの全体を分からせること。
会場にいる人達はどのポスターを読むかあらかじめ決めていないため、
「遠くから(3~5mの距離)の見た目」の良いポスターにし、
興味を持ち続けてもらうためには
ポスターの内容の質が高く、ポスターだけで全てが説明されていて、
分かりやすく魅力的な図を使用していなければならない。
つまり、見た目と内容、両方大事☆

~ポスター作成の流れ~
1.参加者と雰囲気を想定
参加者に知識はあるのかどうか。無ければ背景から分かりやすく
専門用語を使わずに説明する。
2.全体の流れを決定
ポスターだけで全て説明ができているようにするためには、
ポスターそのものに一連のストーリーがなければならない。
ストーリーには、
タイトル
導入部(背景)
取り組んだ問題
方法
結果のまとめ
分析・結論
を含む。
3.資料選び
ストーリーに沿った、写真や図を選ぶ
4.レイアウト
大事な部分ほどサイズを大き くして、
より注目される位置(ポスターの真ん中など)に配置する。
字の色、線、点を打つなどは統一して見やすく。
見出しはメリハリの利いた表現で、内容を的確に表わすものに。
説明は簡潔で(最大2文まで)、あいまいさが無く、要点を抑えたものでなければならない。
5.最終チェックと確認
なるほどねぇ~・・ということで作ったのがこちら。

目的→問題→活動内容→結論という流れを分かりやすく書いてみたつもり。
活動は、左側に視覚障害者グループ、右側に女性グループと分けて見やすく。
ところが・・1つ問題が。見て他の人のポスターを。

段ボールの形上、横にしてこうやって立てるらしい。そりゃそうか。
私は何も考えず縦に書いてしまったため、、立たない

「立たないよ~


見た目が急にみすぼらしくなってしまった

でも色んな人が聞きに来てくれて、
今まで話したことが無かったクラスメイトと話すことができたし、
なかなか知り合うことのできない同じ学部の2年生とも仲良くなることができた。
あるクラスメイトは 「マイクロクレジット(小額融資)に興味があるの?
似たような活動をした生徒がいるから、説明聞きに行こうよ。」
と誘ってくれ、そのポスターのところに行ってみることに。
聞きに行ってみると、オクスファム(OXFAM) という
国際NGOがカンボジアで行っている
セイビング フォー チェンジ (Saving for Change) というプログラムだった。
グループを作って、みんなで貯金を増やす仕組みらしい。

「このプログラムは大成功している!」と熱く語るクラスメイトをよそに
『そんなにうまくいくものなのかなぁ』 と心の中で疑問に思いつつも、
興味深く聞いた。
帰り道は、一緒に帰った2年生の家が通り道にあったのでそのままおじゃまし、
彼女の家族や学校生活について色々と話すことができた。
思い切って参加してよかったな。
色んな人と知り合えたし、世界がちょっと広がったかも

~おまけ~
その次の週、初めてパーティなるものに参加してみた。
生徒は自分の興味に沿って色んなグループ(working group)を
作っているが、そのうちの1つ、アフリカのグループ
Brandeis University Africa Forum (BUAF) がパーティを開いたのだ。