ポスターセッション | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

このままじゃいけないと思った私は、
思い切ってイベントに参加してみることに。

それは、ポスターセッション (poster session)。

あまりなじみの無い 「ポスターセッション」
日本では学会の研究発表などで使われているらしい。

ポスターセッションとは・・

大判の紙に研究内容をまとめたものを掲示する。
一つの会場にたくさんのポスターが掲示されていて、
参加者は興味を引くポスターを自由に見て回ったり、
発表者と個別に話したりすることができる。

- ウィキペディアより -

私達はもちろん研究をしているわけではないので、
入学前の自分の経験について発表する。

当日は、20人くらいの発表者がいて
食べものもふるまわれて大盛況。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ブランダイス ポスターセッション  アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ブランダイス ポスターセッション

何をどう書けばいいのか分からなかった私は
ポスターを作る前にネットでポスターを作るコツを探してみた。
するとあるある。。

ひらめき電球参考になったサイト: 
『魅力ある研究発表用ポスターを作るには』
http://www.riemam.org/nl134_3.html#p3_1

大事なことは、3秒で参加者の注意を惹きつけ、
30秒でポスターの全体を分からせること。

会場にいる人達はどのポスターを読むかあらかじめ決めていないため、
「遠くから(3~5mの距離)の見た目」の良いポスターにし、
興味を持ち続けてもらうためには
ポスターの内容の質が高く、ポスターだけで全てが説明されていて、
分かりやすく魅力的な図を使用していなければならない。


つまり、見た目と内容、両方大事☆

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~ポスター作成の流れ~

1.参加者と雰囲気を想定

参加者に知識はあるのかどうか。無ければ背景から分かりやすく
専門用語を使わずに説明する。

2.全体の流れを決定

ポスターだけで全て説明ができているようにするためには、
ポスターそのものに一連のストーリーがなければならない。
ストーリーには、
タイトル
導入部(背景)
取り組んだ問題
方法
結果のまとめ
分析・結論
を含む。

3.資料選び


ストーリーに沿った、写真や図を選ぶ

4.レイアウト

大事な部分ほどサイズを大き くして、
より注目される位置(ポスターの真ん中など)に配置する。
字の色、線、点を打つなどは統一して見やすく。
見出しはメリハリの利いた表現で、内容を的確に表わすものに。
説明は簡潔で(最大2文まで)、あいまいさが無く、要点を抑えたものでなければならない。

5.最終チェックと確認


なるほどねぇ~・・ということで作ったのがこちら。

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目的→問題→活動内容→結論という流れを分かりやすく書いてみたつもり。
活動は、左側に視覚障害者グループ、右側に女性グループと分けて見やすく。

ところが・・1つ問題が。見て他の人のポスターを。

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段ボールの形上、横にしてこうやって立てるらしい。そりゃそうか。
私は何も考えず縦に書いてしまったため、、立たないガーン 
「立たないよ~あせる」 と1人困っていると、親切なスタッフがガムテープを持ってきてくれた。

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見た目が急にみすぼらしくなってしまった汗
でも色んな人が聞きに来てくれて、
今まで話したことが無かったクラスメイトと話すことができたし、
なかなか知り合うことのできない同じ学部の2年生とも仲良くなることができた。

あるクラスメイトは 「マイクロクレジット(小額融資)に興味があるの?
似たような活動をした生徒がいるから、説明聞きに行こうよ。」
と誘ってくれ、そのポスターのところに行ってみることに。

聞きに行ってみると、オクスファム(OXFAM) という
国際NGOがカンボジアで行っている
セイビング フォー チェンジ (Saving for Change)  というプログラムだった。
グループを作って、みんなで貯金を増やす仕組みらしい。

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「このプログラムは大成功している!
」と熱く語るクラスメイトをよそに
『そんなにうまくいくものなのかなぁ』 と心の中で疑問に思いつつも、
興味深く聞いた。

帰り道は、一緒に帰った2年生の家が通り道にあったのでそのままおじゃまし、
彼女の家族や学校生活について色々と話すことができた。

思い切って参加してよかったな。
色んな人と知り合えたし、世界がちょっと広がったかも得意げ


~おまけ~

その次の週、初めてパーティなるものに参加してみた。
生徒は自分の興味に沿って色んなグループ(working group)を
作っているが、そのうちの1つ、アフリカのグループ
Brandeis University Africa Forum (BUAF) がパーティを開いたのだ。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ブランダイス アフリカ パーティ  アフリカの音楽に合わせて踊る

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ブランダイス アフリカ パーティ  あ、なつかしすぎる衣装

これは、アフリカ協力隊あるあるだけど、
黒人や私の場合特に西アフリカ出身の人に会うと
勝手に親近感が芽生える。なんだかほっとするのだ。

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ-ブランダイス アフリカ パーティ  アフリカの料理を堪能

パーティーは正直苦手でそんなに好きじゃないんだけど、
知ってるクラスメイトもたくさんいたから、楽しく参加できたしよかった☆