「一緒にでかけよう」 と初めて誘われた。
例のモチベーションが高い彼女だ。
彼女はイタリア出身だけど、日本人のだんなさんを持ち
日本に長年住んでいる。
こっちに知り合いがいる、というので
アメリカ人2人の友達を加えて4人でドライブ

行き先は、ボストンから北に車で30分くらいのところにある
せーラム地方。(Selem)

ここは、かつて 「魔女狩り」 が行われたところ。
実際に魔女裁判が行われ、200名近くの人が告発され、
25名の罪の無い人達が亡くなった。
保守的だったため、奇妙な行動を取った人達を昔の人は恐れたのだ。
奇妙な行動の原因は今のところ不明。
病気もしくは集団ヒステリーという節もある。
そんな暗い歴史とは裏腹に、せーラムは観光地として人気。
魔女グッズがあちこちで売られている。



普通の自転車やさんも、魔女にあやかって商売してるし。

コインを入れてグルグルまわすと・・
記念コインが手に入るのです


魔女グッズ、かわいいんだけど
歴史を思うと何だか複雑な気分になるよね。
七破風(しちはふ)の家 (The House of Seven Gables) って知ってる?
ナサニエル・ホーソン (Nathaniel Hawthorne) という作家が書いた有名な小説らしい。
小説の通り7つの切妻屋根(=山形の形をした屋根)があって、
家の中を見学すると、小説に書かれているからくりを謎解きできるらしい。
ここは、古い家の中でアメリカ第9位の人気なのだとか。

一緒に来ていた3人は、「有名だよ!知らないの?」 っていう感じだったけど、
みんな知らないよね・・?
ちなみに小説の感想は、とっても tedious (=退屈な、うんざりする) らしい。
tedious っていう単語これで覚えた。


散歩を続けていると・・
途中コーラスが聞こえてきたので、教会に入ってみた。
お祈り中。

特にどこにも入らずただぷらぷら散歩しただけなんだけど、
150年以上前の古い家がそこかしこにあり、
歴史を感じながらのんびり散歩するにはとてもよい街だった。
ハロウィンの季節になると、みんな魔女の格好にコスプレするらしい☆
観光客がどっと押し寄せてくるのだとか。
エネルギーがあったら、またその時期に来てみたいな。
★ノースショア(の端) North Shore
せーラムからさらに北へ行き、ノースショアと呼ばれる地方の
海岸へやってきた。


鳥が盗みを働く決定的瞬間を撮影!

海岸手前にあった謎の積み立てた石。
墓なのか、誰かの芸術なのか・・?


広大な湖 (?) もあり。

野外コンサートも開かれていた。