奨学金への応募 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

宮城のボランティアに行って
変われたことがもう1つあった。

それは、奨学金への応募

大学院留学はとにかく数百万円の費用がかかるため、
奨学金に応募する必要があった。

だけど、その応募も
推薦状やエッセイ、論文の研究テーマを英語で書いたりなど
応募にとても時間と手間がかかるものばかり。

ただでさえ、英語の勉強や願書の準備でいっぱいいっぱいなのに、
他のことで時間が取られるのはかなり痛い。

それまでいくつか応募しようと思ったけれど、
「どうせ倍率高いし、そこまでがんばって
もし
ダメだったら全て無駄になる」
と思って、結局応募するまで行き着かなかった。
(大学院に受かってたら、本当にどうするつもりだったんだろう、、私ガーン )

奨学金の募集は、
早いものは留学する時期の1年半前からもう始まってしまう。
2012年の留学に向けて、
奨学金募集がすでに始まっていた。

有名なフルブライト奨学金
( http://www.fulbright.jp/grant/  )
気づいたときにはもう締め切っていて、
ガーン 叫び とだいぶショックを受けた。

続いて、恐る恐るロータリークラブ (山形支部) に電話をしてみる。
( http://www.rotary.org/ja/studentsandyouth/educat  )

すると、、

「もうすぐ締め切るし、書類の準備は
最低10日はかかるから無理だよ。」

と言われまたも泣きそうになった。叫び

だけど、電話に出た方となぜかそのまま雑談が進み、
偶然にも出身高校が同じことを知る。
それで話が盛り上がり、

「推薦状はFAXを貼ったものでも受け付けてるから。
 何とかがんばってみなさい。」
 
と背中を押されたのだ。

その方は、ロータリー財団山形支部のガバナー (トップ) の方で、
普段電話に出ることは無いらしいのだが、
担当者が帰っていたため、その時たまたま電話に出たらしい。

書類の準備は、確かに思ったより時間がかかり、
ほぼあきらめかけて結局宮城まで持ち越し。
ボランティアが終わった後
仙台のインターネットカフェに2~3日に1回は通い、
帰るのは深夜の12時近く。
何とも非効率で自分でも嫌になった。

だけどどんなに非効率で時間がかかっても、
最終的にはたどり着ければいい、という思いで
何とか準備を続け・・

黄色い花 応募要項
黄色い花 推薦状(3通)
黄色い花 略歴 (日本語と英語)
黄色い花 応募理由・将来の目標など (日本語と英語)
黄色い花 成績証明書
黄色い花 TOEFLの試験結果表

を何とかそろえて応募できたとき、
なんだかやりきった充実感があった。キラキラ

奨学金の倍率は高いから
これだけやっても落ちるかもしれない。

だけど、種をまかないと花は咲かない。

前は応募すらできなかった。
応募できただけで、自分の中で何か変われた気がしたし、
準備をしている時の自分は嫌いじゃない、と思えた。


※奨学金情報は色んなサイトで紹介されています。
分かりやすいのは次のサイト。

● 日米教育委員会 奨学金一覧 http://www.fulbright.jp/study/res/shokin_c.html
● アゴスジャパン http://blog.agos.co.jp/news/category/cat40/
       ※ブログなのでタイムリーに募集が分かります。