東京で帰国オリエンテーションがあった。
私の場合は土日を挟むので28日(月)まで。
オリエンテーション中の昼休み、
「マイマイ」 となつかしい声で呼ばれた。
振り返ると、駒ヶ根の訓練所で同じ生活班だった
6班のメンバーがそこにいた。
「わぁーー!!」
と叫んで抱き合い、再会を喜び合う。
国や活動内容は全く違えど、
同じ時を 『青年海外協力隊』 として
過ごした私たち。
異文化の中で生活をする
根本的な苦労や悩みは同じだったように思う。
ベナンに行ってから
ブログにはこの6班のことをほとんど書かなかったけれど、
6班は私を支え続けてくれていたし、
6班の存在は私の中で大きかった。
「私たちは空とインターネットでつながっている!」
を合言葉?に、6班はそれぞれの国に
散らばってもつながり続けたのだ。
メンバーの誕生日には必ずみんなで
お祝いのメールを送りあい、
メーリングリストを通じて苦労や悩みを共有した
ネット環境が整うアジアや南米組はスカイプでチャットをし
任国外旅行でも再会して様子を報告してくれた
駒ヶ根でよく 「1番仲がいい」 と言われた
自慢の班である☆
私たちは2年前、
「帰国したらみんなで集まろう」
と約束をしていた。
※参考記事 『2年後の6月に』 http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10102890831.html
1日ずれたけど、25日(金) に再会が実現。
残念ながら全員ではなかったけど、
18名中15名 が集まった。
1名が任期延長していることを考えると
すごい参加率である。
久々に集まっても
相変わらずくだらない話

本当に2年ぶりという感じがせず
「なんか1ヶ月ぶりくらいに感じるね」
とみんな言っていた。
お土産の交換会では雑貨やさん状態に
飲みつかれて、寝る。 お~い・・飲み会も終盤になり、
よくよく話を聞いてみると
2年間の中でやっぱりつらいことも多かったようだった。
「6班は程よい刺激になった。
プレッシャーにもなりすぎず、
かと言って甘えあう関係でもない。
途中何度も 『もういいかな』 と思い
帰ろうと思ったこともあったけど、
”6班の再会” が心の支えになった。」
「任期短縮をしてみんなより早く日本に帰っても
6班のみんなは受け入れてくれる。
それは分かっていたけど、
それでも2年間を全うして
同じ充実感を持って会いたいというのがあったから、
最後までがんばれた。」
はっきりと言葉にしては言わないけど、
みんなの6班が好きっていう気持ちが
自然と伝わってきて、
その場にいるだけで幸せを感じた。
私はベナンで、そんな関係を築くことの
難しさと大切さを十分すぎるほど学んだ。
もう15人も集まることは難しいかもしれないけど、
できる限り長く付き合っていきたい。
再会は、新たな別れでもある。
長い人生の中、同じとき同じ目的で集まって出会った私たち。
寂しいけれどまたそれぞれの人生へ旅立っていく。
6班のみんなありがとう、元気でね。
また、きっとどこかで会おうね。
