福祉センターに配属されている他の協力隊員が、
「おからの講習会」 をやるというので、
見に行ってきた。

今回集まった女性たちは、

女性グループ、または各地区の女性代表者で
普段集まって活動することは無い。
何かあるときに集まり、
その後他の人たちに還元するらしい。
行ってみるとすでに作業は
分担され始められていた。
★おから

布でくるんで機械で圧迫する。
下から出てくる汁は、いわゆる 「豆乳」。
もったいないけど今回はそのまま捨てられてた。


最後はざるでこしてできあがり☆
料理につかう場合は、2回以上こして
粉を細かくする必要がありそうだ。

ベナンにはもちろん
「おから」 は存在しない。
でも協力隊員が提案してみたところ、
興味を持ってくれたらしい。
ベナンの食べ物は炭水化物と油ばかりで、
正直言って 『たんぱく質』 を取るのが難しい。
そこで、おからを混ぜることで
たんぱく質を取り栄養を改善しよう、
というのが今回の試みのようだ。
★こちらはブイユ作り (おかゆっぽい)
ベナン人はよく朝食に食べているが、
ブイユはとうもろこしの粉のみで作られるので
これに今回はおからを混ぜてみる。




★アボボ(小豆)
さっきゆでた豆を今度はそのまま使う。
そこにどっさりおくらを混ぜる。





★パッド (ベナンの主食) とソース
まずはソースの具から・・

ベナンでは魚を骨が食べられるくらいまでに
カリッカリに揚げる。

チーズも揚げる。
これらは後でソースに混ぜる。

そして、とうもろこしの粉とおからを混ぜて
パッドを作る。


★取材
ラジオとテレビの取材も来た。

ベナンにおからが定着する日は来るだろうか・・?