視覚障害者グループの啓発イベントの日。
スポンサー周りは、
なぜか前日まで続けるハメとなって、
すっかりへとへとだった。
気づけば、スポンサー周りで得たお金は
約25万フラン(約5万円)にもなっていた。
や、やりすぎなんだってば・・。

朝、会場に着くと
去年は前日にはできていたテントが
なぜか当日の朝7時半から組み立て始めていた。
9時スタートなのに。
嫌な予感・・。
やっぱり、会場設置の準備が全然間に合わなかった。
そのため、遅刻している来賓へのせかしの電話もなかなかできず、
結局2時間押しの11時開始となってしまった><
早くから来てくれていた他の協力隊の人たち、
本当にごめんなさい><

それでも、イベントは何とか今年も形になって、
幕を閉じたのだった。


第3回 視覚障害者グループ(3ACA)啓発イベント
日時: 2009年12月12日(土) 9時~
場所: アブランクー交差点広場
目的: 視覚障害者グループの知名度を上げること
視覚障害者の社会的地位向上の呼びかけ
テーマ: La souffrance de handicape de la vue (視覚障害者の苦しみ)
内容: 寸劇、歌、生産物 (ござ・キーホルダー) の販売
来賓のスピーチ
来賓: 福祉センター (CPS) 長、市長助役 (市長代理)
JICA調整員、家族連帯省ポルトノボ支部職員 (支部長代理)、
APISAAB (コトヌの視覚障害者団体) 会長、
ダンボジ村の看護市長、GOLF(ゴルフ)TV職員
広報活動: 現地語 (トリ語) のラジオ番組2時間、
ポスター10枚、GOLFEテレビ放送、地元の新聞社1社
スポンサー金: 256 000フラン (約51,000円、12月12日時点)
当日の募金: 35 945フラン (約7000円)
支出: 約180 000フラン (約36,000円)


今の気持ちを一言、と言われれば
迷わずこう言います。
「もう、二度とやりません!!(笑)」
・・と、言っても来年私はもうベナンにいないから
できないんだけど。
そして、色んな人間関係に振り回され、
全てがうまくいくわけではない中、
色んな人に助けてもらえたことは
何よりの救いであった。
本当にありがたい><
全速力で駆け抜けたこの1ヶ月。
イベントの準備と並行しながら、
バッジの販売とメンバーへのマイクロクレジットという
新しい活動にも取り組んだ。
今までのベナン生活の中で
一番忙しく、そして1番充実してた。
自分の活動のクライマックスだったと思う。

そして、イベントが終わって気づいてみたら、
ベナン生活の4分の3が終わっていて、
残り半年となっていた。
ベナンにいることが当たり前になっていて、
今はもう、日本に帰ることの方が
想像がつかなくなってしまっている。