エイズの研修を行った。
これは、私は完全にノータッチ。
(後で、報告書だけ書いた)
以前マイクロクレジット (小額融資) を支援してくれた、
コトヌにある視覚障害者団体が
企画したプロジェクトである。
1ヶ月前、コトヌで1週間
エイズの研修を受けた視覚障害者グループの会長が、
今回は自分が教える側となって、
メンバーに対して研修を行ったのだ。
もともと、研修を受けた人が地元に戻って、
他の人に研修を行う、というプロジェクトだったらしい。
15名のメンバーが参加し、約3時間の研修の中で
エイズとは何か、
エイズはどうやって感染するか、
エイズはどうやって予防するか、
コンドームの使い方、
などを教わっていた。
基本的な内容だったので、
もともと私が知っていることがほとんどだったけど、
新しい発見もあった。
エイズの検査は保健センターで無料でできること、
それから、「この人はエイズだ」 と公衆の面前で言うと、
正式な罪となり、5~10年刑務所にいるか、
500万フラン (約100万円) 以下の罰金になること、
ベナンの感染率は女性が7%で男性が2%ということ、など。
・・ほ、本当かなぁ??

今回の研修には、2万フラン(約4000円)
の支援が入り、交通費、参加手当て、食事代で
メンバー1人あたり 1200フラン(約200円) が配られた。



そして同じ日、アブランクーで
「黄熱病」 の予防接種キャンペーン
を行っていたので、
メンバー10人が予防接種を受けに行った。
協働で行っているプロジェクトで、
10年に1度だけ行われるらしい。
確かに、黄熱病の予防接種は10年に1度だけするものだが、
今回の機会を逃してしまったら、
10年間受けられないらしい><



エイズの研修にしろ予防接種にしろ、
こういうことも自分たちの力で情報を共有し
できるようになっている姿を見て、
何だかよかったなって思った。
