船の病院 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

船 2月からベナンの港に停まっている
船の病院 Mercy Ship (マーシーシップ) 
見学することになった。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-船の病院  船が泊まっているコトヌ漁港の様子

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-船の病院  あ、沈んでる・・

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-船の病院  これが、マーシーシップです、大きい!

※マーシーシップのHPはこちら (英語)
http://www.mercyships.org/home

このマーシーシップには、
約50人の医療関係者がいて、
他に約300人別の仕事をする人たち
(事務、お店の店員、掃除婦など) がいる。

ベナンには12月までいて、
その後、トーゴに行くそうだ。

この病院の中には、
医療設備はもちろん、
関係者が生活するためのあらゆるものが揃っていた。

共同キッチン、インターネットカフェ、食堂、
イベントホール、図書室、お土産やさん、
さらには子供の学校まで。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-船の病院  イベントホール

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-船の病院  共同キッチン

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-船の病院  休憩室、となりにはインターネットカフェが


医療費はタダだけど、
受診できる人は、10か月分あらかじめ決められている。
マーシーシップが事前に現地のスタッフに連絡を取り、
患者をピックアップされるので、完全予約制らしい。

そもそもどうして船かというと、
医者を派遣して病院を建設するより、
船で全て運んでしまった方が手っ取り早いから、だそうだ。

う~ん、確かに。シラー


この船の病院を見て思い出すのは、
いつかNHKのドキュメンタリー番組で見た、
地下鉄 「鉄道の病院」

その鉄道の病院は、何年かに一度の周期で
アフリカ大陸を一周する。
住民は、その鉄道の病院を何年もの間待ち焦がれており、
ケガで腫れた足をひきづって、
何日も歩いてたどり着く人もいるのだ。

その船や鉄道の中で、
何年もボランティアとして生活し、働き続ける人たち。

世の中には、本当に色んな方法で
援助をしている人たちがいるものだ。