
船の病院 Mercy Ship (マーシーシップ) を
見学することになった。
※マーシーシップのHPはこちら (英語)
http://www.mercyships.org/home
このマーシーシップには、
約50人の医療関係者がいて、
他に約300人別の仕事をする人たち
(事務、お店の店員、掃除婦など) がいる。
ベナンには12月までいて、
その後、トーゴに行くそうだ。
この病院の中には、
医療設備はもちろん、
関係者が生活するためのあらゆるものが揃っていた。
共同キッチン、インターネットカフェ、食堂、
イベントホール、図書室、お土産やさん、
さらには子供の学校まで。



医療費はタダだけど、
受診できる人は、10か月分あらかじめ決められている。
マーシーシップが事前に現地のスタッフに連絡を取り、
患者をピックアップされるので、完全予約制らしい。
そもそもどうして船かというと、
医者を派遣して病院を建設するより、
船で全て運んでしまった方が手っ取り早いから、だそうだ。
う~ん、確かに。

この船の病院を見て思い出すのは、
いつかNHKのドキュメンタリー番組で見た、

その鉄道の病院は、何年かに一度の周期で
アフリカ大陸を一周する。
住民は、その鉄道の病院を何年もの間待ち焦がれており、
ケガで腫れた足をひきづって、
何日も歩いてたどり着く人もいるのだ。
その船や鉄道の中で、
何年もボランティアとして生活し、働き続ける人たち。
世の中には、本当に色んな方法で
援助をしている人たちがいるものだ。