家へ招待し、ご飯をふるまうことにした。
本当は1月か2月くらいからずっとやりたいと思っていたけど、
会長の問題でごたごたし、
結局今頃になってしまったのだ。
思い立った理由は次の5つ。

前任者が2年前、両親がベナンに来たときに
メンバーを家に招待した。

会長辞任をめぐってこの2ヶ月間、大いに揉めたけど
これを機会にいったん全て水に流したい、という思いがあった。

グループの距離を少しでも縮めるため


障害者グループの会長が日付を決めるときに、
私がベナンに来てちょうど1年にあたる、
6月23日(火)を選んでくれた。
(※正確には6月24日に日本を発ったのだけれど、
来年のちょうど6月23日に日本に帰ることになっている)
そのため、近所の人に協力をお願いして
色んな準備が必要となった。
その準備のために生まれて初めて買ったもの、それは・・・
生きた豚1匹。

前日の6月22日(月)、
隣町の市場 (マルシェ) へ買いに行くと・・・
ある一角に豚のコーナーがあった。
なんか、ビニール袋とかゴミが散乱していて、
食べてるんですけど・・大丈夫??
お兄さん達が、「ほれ、よく見てみろ」
と言って、豚をつないでいるひもをひっぱり
無理矢理こっちへ連れてこようとする。
その度に豚が、「ブヒー!!!」
と大暴れ。
「やめてよ!!」 と言って逃げまくる私。
嫌がらせとしか思えなかったが、
親切心でやってくれていたらしい

見たってよく分からないから、
適当な値段の豚を選んだ。
1万8千フラン (約4500円)

私が選んだ豚が明日殺されて食べられる・・
と思うと罪悪感が胸一杯に広がる。
ご、ごめんね・・><
豚肉なんて今まで数え切れないほど食べてるのに、
その晩、豚が殺される夢を見て
うなされてしまった。
