エジプトの視覚障害者グループ | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

出国前日、ベナンのコトヌで
視覚障害者団体を訪問した際、
そこのリーダーが偶然にも1週間前、
エジプトに行っていたことが発覚。

ここでも、ものすごい偶然である。目

どうやらアフリカの視覚障害者グループの
会議がカイロで行われたらしかった。

カイロにある視覚障害者グループのリーダーの
連絡先を教えてもらった。

これは、会わなくては。

カイロのホテルから電話で何度もコンタクトを取り、
すっかり忘れてしまった英語をたどたどしく使い、
ようやく3月20日(金)の夜、
会えることになった。

そのグループのリーダーはドライバーと車、
フランス語と英語ができるボランティア付で
わざわざホテルまで迎えに来てくれた。

連れて行かれたのは、
ナイル川に浮かぶ超高級レストラン。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-カイロの町並み  ナイル川の景色

活動内容を聞いてみると、
視覚障害者用の図書館建設、
120時間分の聴覚教材の作成、
点字による本の作成、など
なんか、活動内容のレベルが違いすぎてびっくりしてしまった。

その障害者グループのリーダー自身、
仕事を持っており、ディレクターを
務めているのとのことだった。

通訳をしてくれたボランティアの女性は
びっくりするくらい、きれいな人で
思わず見とれてしまうほどだった。

話を聞きたいと言ったのは私の方なのに、
「エジプトでは、男の人が払うのがしきたりなんだよ」
とご飯まで奢ってもらった。
決して安くはない値段だった。
(日本円で2000円くらい)

エジプトでは障害者向けの
雇用や保証がしっかりとされているようで、
(田舎の方は分からないけれど)
だから活動内容が教育方面になっているのだと思う。

残念ながら時間が合わなくて、
活動場所を見ることはできなかったけれど、
エジプトって、すごいな・・。
ただそんなことを感じた1日だった。