競争社会、の反対 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

最近、私の頭を悩ませているもの、
それは電気代東京タワー

月末に請求書が来て、
払いに行くのだけれど
なぜか、いつも閉まっている。

「人が多いから」
「停電だから」
「大雨で機械が故障したから」

とにかく色んな理由で、
「明日来い」
とガードマンに追い払われる。

せっかく払いに来たのに、なんだ、といつも思う。

※最近、ガードマンに
200フラン(約50円)を渡すと
代わりに払ってくれることが判明。
時々その裏技を使って支払いをしている。
(これってプチ賄賂?)

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-SBEE 問題?の電気支払い場所

しかし、電気代すらまともに払えないなんて。

いつもこうである。
いつも、効率が悪い。
何か1つしようとすると、予想外の問題が起こる。
日本だったらそんなこと無いのに。

でも・・・

真昼間に昼寝をする大人を見てふと思ったのだけれど、
日本のような競争社会がここには無い、と思った。
まるで正反対の社会のようだ。
出世争いとか、縁が遠い世界に思える。

日本では「成功」「成功」と言われているけれど、
成功=勝ち組、競争に勝つこと 
という意味であるとするならば、
勝ち自体に意味は無いと思う。

(競争社会の中で自分を成長させることは、
面白いと私も思うのだけれど)

他人と比べてしまいがちな日本社会は
生きにくい人にとっては本当に生きにくいと思う。

そんな競争社会の中でも、
自分の生き方を貫き通せればいいけれど、
難しい人は海外に住むのもまた1つの選択だと思う。

1つの価値観にとらわれず、
自分に合った生き方を見つけ、
自分らしく生きることが何より大切なことだ
というのがこの半年間、ベナンで感じたことである。