ベナン人が動いた | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

11月12日(水)、女性グループ会議第1回目

会議のメンバー収集にあたっては、
7つの区役所を周り、
秘書に 「○日に会議するから招待状送っておいて」
と女性グループの名前のリストを渡した。

それだけ。

「そんな簡単にベナン人が動くわけないじゃん」
正直そう思ったし、
半信半疑でアチョパという区役所に向かった。

すると・・・

いた!!

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-アチョパ

遅刻が甚だしく、
9時開始予定が11時開始になったけど、
それでも4グループ中3グループ (8名) が集まった。

各グループのメインの活動を確認し、
その後全体で

Representant (区代表)
Presidente (会長)
Vice-presidente (副会長)
Secretaire (秘書)
Tresoriere (会計係)
Organisateur (まとめ役、オーガナイザー)

を1名ずつ選んだ。

これを他の6つの区でも行い、
最後にアブランクー市全体で役員を選んで、
女性グループの再編成が終わる予定。

区ごと、全体の責任者がはっきりすることで、
グループ全体に対しての
情報伝達や活動がしやくすくなるのだ。

参加者の1人が私たちに念を押す。
「私たちにメリットはあるんだろうね??」

ベナン人は怠け者で動かない
というイメージを持っていたが、
彼らは自分たちに
利益がある (見込みがある) と感じればちゃんと動くんだ、
という手ごたえを感じた。

帰り道、興奮が冷めなかった。

この間NGOの人と話したことが
実際、こうして現実に形になるなんて。

いやぁ~、本当に面白いひらめき電球

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-サド 後日、サドという地区でも11名集まった